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潰瘍性大腸炎の方におすすめのオムツ4選!装着方法や商品の選び方まで詳しく解説!

潰瘍性大腸炎にオムツは必須

潰瘍性大腸炎を患っていると、トイレの不安は常に付きまとうものでしょう。症状が比較的おさまっている寛解期であっても、食事や飲み物で急にお腹を下してしまう場合もあります。
潰瘍性大腸炎の方はしばらくトイレに行けない場合、オムツを活用する方も多いです。使う場面がなければ良いですが、持っているだけでも安心でしょう。

本記事では、潰瘍性大腸炎の方におすすめのオムツや使い方を紹介します。
毎日を安心して過ごすために、ぜひ活用してみてくださいね。

潰瘍性大腸炎でオムツは必須!

潰瘍性大腸炎の便漏れにオムツは必須
潰瘍性大腸炎は、腸に慢性的な炎症が起こることで腹痛や下痢、時には下血などの症状を引き起こす病気です。症状が強く出ている「活動期」には、食べられる食事にも制限がかかり、1日に何十回もトイレに行かなければならないことも。
症状の出方や程度には個人差がありますが、急にお腹が痛くなったときのことを考えると、オムツは必須アイテムと言えるでしょう。

潰瘍性大腸炎の方におすすめのオムツとは?

潰瘍性大腸炎にオススメのオムツとはオムツには、赤ちゃん用介護用テープタイプパンツタイプなど、たくさんの種類があります。
なかには「軟便用」などの水っぽい便に対応しているものもあり、ニオイ対策もされていて安心です。

また、オムツに抵抗がある場合は、シートタイプのオムツなども便利です。
ここでは、潰瘍性大腸炎の方におすすめな、オムツの種類について紹介します。

シートタイプのオムツはボトムに響く心配なし

オムツに抵抗がある方や「オムツがボトムに響くのが心配」という方には、女性の生理用ナプキンやシートタイプのオムツがおすすめです。
下着に固定して使用しますが、ボクサーパンツなどの肌に密着する下着を使用すれば、ズレも防ぐことができます。
履くタイプのオムツよりも薄いため吸収できる水分量は劣りますが、ボトムに響く心配がなくあわせる服に困ることはないでしょう。

介護用オムツなら安心感がある

より安心感を求める方には、介護用や生理用のオムツがおすすめです。
履くタイプのオムツだと、ボトムに響かないか心配な方もいるでしょう。
しかし、介護用や生理用のものであれば、吸水性は確保しつつ薄めの作りになっています。ピタッとしたボトムでなければ、気づかれることはないでしょう。
しかし、普段の下着よりも多少はボリュームが出てしまうので、ボトムは少し余裕のあるものを選ぶことをおすすめします。

オムツはテープタイプではなくパンツタイプがおすすめ!

オムツを購入する際、注意したいのはパンツタイプを購入することです。
パンツタイプは、その名の通りパンツの形をしているタイプで、そのまま履くことが可能です。
一方テープタイプはTの形をしているオムツで、自分で履くようには作られていません。赤ちゃんや寝たきりの方など、自分でオムツが履けない方用のものなので、潰瘍性大腸炎の方の場合は、パンツタイプを購入しましょう。

オムツにはたくさんの種類があり、購入するのもなんだか恥ずかしくてよく見ずに購入してしまうことも考えられます。
大人用のオムツは高価で、大容量のものが多いです。そのため、サイズやタイプは必ず確認してから購入してくださいね。

潰瘍性大腸炎の方におすすめのオムツ4選!

ここでは、潰瘍性大腸炎の方におすすめのオムツを紹介します。
オムツは種類が豊富なので、選ぶのも大変です。潰瘍性大腸炎の方が使いやすいものを厳選したので、オムツを購入する際は参考にしてみてくださいね。

ライフリーさわやかパッド軽い便モレ用

ライフリーさわやかパッド軽い便モレ用

おすすめポイント
・便漏れ専用のパッド
・肌に優しい
・手のひらサイズで持ち歩きにもぴったり

「ライフリーさわやかパッド軽い便モレ用」は、便漏れ専用パッドです。男女兼用で、手のひらサイズのパッドを下着に取り付けて使用します。
消臭効果が高く、万が一漏れてしまってもにおいが漏れるのを防いでくれる効果があります。

短時間の外出の際や、普段からつけておくのにもおすすめです。パッドタイプなので、ボトムに響くこともなく手軽に使用することができます。
ドラッグストアやamazon、楽天などで購入可能です。

リフレ 軟便モレを防ぐシート

リフレ 軟便モレを防ぐシート

おすすめポイント
・水っぽい便でもしっかりキャッチ
・大きめシートだから活動期でも安心
・ふんわりシートが肌に優しい

「リフレの軟便漏れを防ぐシート」は、下着に貼り付けて使うパッドタイプのシートです。巾14cm×長さ43.5cmと大きめサイズなので、症状が強い時でも安心です。シートにはふんわりとした繊維を使用し、下痢でデリケートになっている肌にも優しいのが魅力。
大きなシートではありますが厚さはそこまでないため、ボトムにも響きません。

たたむとコンパクトなので、持ち運びにもおすすめです。潰瘍性大腸炎は急に症状が悪化することもあります。寛解期であっても、カバンに入れておくと安心でしょう。

アテント 夜1枚安心パンツ

アテント 夜1枚安心パンツ

おすすめポイント
・約8回分の尿を吸収できる
・パンツタイプでしっかりガード
・就寝中にも安心して使える

「パッドタイプじゃ漏れてしまいそうで心配」という方には、パンツタイプの「アテント夜1枚安心安心パンツ」がおすすめです。
よく見るオムツの形で、軽い便漏れからたくさん出てしまったときもしっかり吸収してくれます。
背中側に漏れるのを防ぐポケットも付いているので、夜寝る時も安心。
活動期や夜寝る時、長時間トイレに行けない時におすすめです。

花王 リリーフ パンツタイプ まるで下着

花王 リリーフ パンツタイプ まるで下着

おすすめポイント
・普通の下着のような履き心地
・超強力な消臭効果
・ボトムに響かない

「花王 リリーフ パンツタイプ まるで下着」シリーズは、履き心地と外出時の使いやすさを追及したパンツタイプのオムツです。
トイレ2回分の吸収が可能なので、短時間の外出や寛解期の使用がおすすめです。強力な消臭効果とボトムに響きにくい設計は、外出時のストレスを軽減。
履き心地も良いため、オムツのゴワゴワ感が気になる方にもおすすめです。

漏れにくいオムツの装着方法とは?

潰瘍性大腸炎で漏れにくいオムツの装着とは
潰瘍性大腸炎を患っている方の場合、いつトイレに行きたくなってもおかしくなく、不安な方が多いでしょう。
長時間トイレに行けないことが分かっている場合は、予防的にオムツを活用している方もいるのだとか。

さらにオムツの付け方にはコツがあり、少しの工夫で漏れのリスクを格段に減らすことができます。

ここでは漏れを防ぐためのオムツの装着方法を紹介します。

サイドのギャザーをしっかり立てる!

オムツには漏れないようにするため、堤防のような役割のギャザーがついています。購入時、オムツは畳まれているため、ギャザーも寝た状態になっています。
履く時にギャザーを軽く立てるだけで、漏れを防ぐことが可能です。
また、足を通す部分が内側に丸まってしまうと裾から漏れやすくなってしまいます。オムツの裾は、足に沿わせるようにして履きましょう。

体に合ったサイズのオムツを選ぶ

また、体に合うサイズのオムツを選ぶのも大切です。小さすぎると履けないからと、大きめサイズを購入する方が多いですが、大きすぎると漏れやすくなります。
サイズは会社ごとで異なるため、オムツのパッケージに書いてある身長や体重などを目安に購入しましょう。

オムツ以外にも!潰瘍性大腸炎でおすすめの便利グッズ

オムツ以外にも!潰瘍性大腸炎でおすすめの便利グッズ
いつお腹が痛くなるか分からない潰瘍性大腸炎の方にとっては、オムツは安心して外出できるアイテムのひとつです。
ここでは、オムツと一緒に使うとより安心なアイテムを紹介します。

消臭スプレー

潰瘍性大腸炎が原因でお腹を下してしまった場合、トイレの後のにおいが気になる方もいるでしょう。
そのような場合、消臭スプレーを持ち歩いておくと便利です。
理解のある職場であれば、あらかじめ置かせてもらってもよいかもしれません。



流水音のアプリ

潰瘍性大腸炎でお腹を下している場合、トイレの音が周りに聞こえてしまうのが気になる方もいるでしょう。
女性用のトイレであれば流水音が出る機械が付いていることもありますが、ないところも多いです。男性用トイレは、ないところがほとんどでしょう。

音が気になる時には、流水音が流れるアプリを用意しておくと安心です。スマホで簡単に音を流すことができるので、周りに聞こえてしまうのを気にする必要がなくなります。
あらかじめインストールしておくと良いでしょう。

潰瘍性大腸炎でもオムツを活用して快適に過ごそう


潰瘍性大腸炎は治療法がなく、対症療法や食事に気をつけて過ごしていく必要があります。
症状が治っていても、食事内容やストレスなどで急に症状が出る場合もあります。トイレに行けない状況や長時間の外出には、大きな不安がつきまとうでしょう。

そのような場合には、オムツを活用することで不安を解消できます。手のひらサイズのパッドタイプから、長時間の装着でも安心なパンツタイプなど、種類も豊富。便漏れ専用で消臭効果が高いものを選ぶと、なお安心です。

潰瘍性大腸炎の方にとって、オムツは必須アイテムです。オムツをうまく使って、毎日を安心して過ごしてくださいね。