東海オンエアの「てつや」さんが潰瘍性大腸炎の可能性があるということで、話題になっていますが、潰瘍性大腸炎を持病に持っている方は全国的にみても決して少ないとは言えません。
ニコニコ動画やYouTubeのゲーム実況者として活躍されている『もこう』さんもその一人です。
そこで今回は「もこう」さんに関する潰瘍性大腸炎の情報をまとめてみました。
1.もこうさんってどんな人?
そもそも「もこう」さんとはどのような人なのかご紹介しますね。
もこうさんは1990年生まれの男性。2020年2月現在では29歳になります。
大学を卒業後はシステムエンジニアとして働いていたそうですが、ゲーム実況を中心とする動画配信形に転職をされました。
2.もこうさんも潰瘍性大腸炎を抱えている方のひとり
そんなもこうさんも、国から難病指定を受けている『潰瘍性大腸炎』という病気を抱えられています。
初めての発症は中学校の頃からということでした。
現在は大腸の炎症は収まっているそうで、「寛解期(かんかいき)」を維持されています。
しかし、ストレスを感じるなどの理由が重なると、潰瘍性大腸炎が再発してしまうことが度々あるそうです。
3.もこうさんの潰瘍性大腸炎の病歴まとめ
もこうさんのブログ、Twitter、YouTubeの情報を元にして、もこうさんの潰瘍性大腸炎の病歴をまとめてみました。
当時のエピソードと合わせて記載しておきます。
1-1.中学校時に発症(2004年頃)→寛解
もこうさんの初めての潰瘍性大腸炎の発祥は中学校2年生ごろだったそうです。
約半年間もの間、入院生活を余儀なくされ、長期間学校を休んでしまったためにその後不登校になってしまったそうです。
中学校2年生というと多感な時期に長期の入院は辛かったでしょうね。
また、潰瘍性大腸炎は人によって炎症を起こす部位や範囲がそれぞれ違うそうなのですが、もこうさんは大腸全体に炎症が広がっていたそうで、治まるまでに時間がかかってしまったそうです。
一時期は人工肛門になるかもしれない、というところまでいったそうなのですが、幸いにもそうはならなかったそうです。
手術はせずに薬物と食事制限による治療を行われました。
はじめはステロイド治療を行い、次第にステロイド以外の薬(ペンサタという薬)に変えてていかれたそうです。ステロイド治療の副作用も辛かったと、動画内で語られていました。
中でも食事制限は特に辛かったと語られており、3食すべて「おかゆに桜でんぶをのせたもの」を食べていたそうです。
そのおかげもあってか、潰瘍性大腸炎になる前に強かった偏食が一切無くなったそうです。
本人曰く「味があるものを食べられるだけでありがたい気持ちになった」とのこと。
もこうさんの潰瘍性大腸炎はお薬との相性が良好で、順調に回復していきました。
半年後には寛解期に。
1-2.就活のストレスで2012年頃に再発→寛解
ずっと治まっていた炎症ですが、2012年の就活時期にまた再発することになります。
この時期もペンサタを服用し、落ち着いたそうです。
1-3.転職のストレスで2015年頃に再発→寛解
2015年時期のもこうさんはシステムエンジニアから動画配信業へ転職するか否かの時期で、ストレスを感じておられたのか、2015年の夏ごろにお腹の調子を崩す血便がでるなどの症状が出たため、病院へ行ったとのこと。
結果は潰瘍性大腸炎の再発でした。
この時期もペンサタを毎食飲むことで、次第に症状が緩和していきました。
1-4.2020年現在は寛解を継続中
特に調子を崩すということもないそうで、動画内での飲食されている様子を見ていると、カップ麺やスーパーのお惣菜など、わりと自由な食事もしていらっしゃるのだなぁという印象でした。
4.【2020年】潰瘍性大腸炎についての動画をアップされています
以上がもこうさんの潰瘍性大腸炎に関する情報でした。
2020年に入ってからは、もこうさん自身の持病や潰瘍性大腸炎について語られている動画も複数アップされているので、ご興味のある方はいちどチェックしてみてください。
さすが実況者さんだけあって歯切れの良いトークで、分かりやすい解説をしてくださっています!